| 今回Ｂ社振動ドリルを題材に実演したいと思います。
症状は、回ったり回らなかったり また力も弱いということでした。 この時点での予想、スイッチとアマチュアの劣化 振動ドリルの場合グリスを多量に使ってますのでその劣化
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かなり使い込まれてますが
変な感じ（落としたりつぶしたり）はしません。 外見からは、使い込んだ為のオーバーホールというとこでしょうか 「よく仕事した〜〜〜」って感じです。 |
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まずスイッチのチェック
普通はテスターでやりますがこの機械はできません。 そこでこの装置 白いソケットにコンセント差し込んで スイッチのＯＮ ＯＦＦで電球ついたり消えたりすれば スイッチＯＫなのですが、だめでした。ちなみにコードはＯＫ |
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機械をばらします。 |
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グリスもかなり劣化してました。 |
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洗浄前
古いグリスを取り除く為洗浄します。 |
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洗浄後
こんなにきれいになりました。 |
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もうひとつの力不足の原因と思われる
アマチュアのコンミテーター（ブラシのあたるとこ） 黒く焼けてすじすじです。 このままだとブラシを替えてもやすりで こすってるようなものなのでちゃんと電気が流れません。 |
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でも何とかなりそうなので
旋盤で研磨（コミ研） |
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こんなにピカピカ
ほこりやブラシのかすもクリーニング済み |
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組み立てる前の状態 |
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取り替える部品
スイッチ 使えてましたが傷だらけだったのでコード 振動ドリル用リペアキット（パッキンなど）Oリング などなど |
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のちに油だらけになるので電気関係より組み立てます。 |
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最初と比べると見た目もきれい |
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組みあがった振動ギヤまわり
やはりとてもきれい 写真とり忘れましたが、指でグリスを付けながら ひとつひとつ組み上げます。 その時の担当者の手 凄いことに！ |
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全体が組みあがったら検査
無負荷電流 負荷電流 絶縁 などを計ります。 この時音もよく聞きます。 修理前よりいい音になってればＯＫ |
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さらに実際に穴を開けてテスト！
この時も 電流 音 がチェックのポイント とうぜん叩く音はしますが負荷をかけて 異音がしないか確かめます。 |
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力強くなりました。 |
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完成
ボディの傷は勲章でしょうか でも、中は新品同様またがんばってくれるでしょう！ |
